ムチその1 ~ムチの始まり~
ムチの始まりがエホバの証人としての人生の記憶の始まりでもありました。それほど強い衝撃だったのでしょう。
母の聖書研究が終わったあと、
「これから悪いことしたらムチだからね」という母の言葉がありました。
黒い硬質ゴムでできた、しなやかなベルトのようなものでたたかれました。
幼稚園時代からムチが始まりました。最初は母親の聖書研究で態度が悪かったときに研究後ムチをされていました。
ムチという体罰に母親は抵抗があったのでしょう。最初は研究司会者が「こうやるのよ」と言いながら、勢いよくたたいてきました。
今思えば大きなお世話というか、暴行罪で訴えるぞ(-_-X)と言いたくなります。
そういうわけで、聖書研究中はひたすらジーとしていました。
とはいえ、幼児にとってはちんぷんかんぷんな話ですから、手遊びしたり、寝たりするのが当然です。
その後は決まってムチでした。
とはいえ、ムチされるのは週に1度ある研究の後にあるかないかだけです。
また、ムチにも恩赦がありました。
上手に聖句が読めればムチ無しというものです。
そういうわけで、必死でジーとする能力、読む能力を伸ばしました。
小学校に入る前から聖書を読めたということは、相当なプレッシャーがムチによって与えられていたのでしょう。
しかし、そのことで皮肉なことにやっぱりムチが有効と言う結論になり、ヒートアップしていったわけです。
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