ムチその6 ~ムチの終焉~
小学生の中学年になる頃、ムチの機会が減ってきました。
組織の方針も「叩く」ことから「教え諭す」ことに主眼が移っていきました。
何でも1993年のエホバの証人折檻死事件が原因だったとか・・・。
人柱になった方、ご冥福をお祈りいたします。
そのころ、ムチを受けた世代が奉仕の僕になったこともあり、公開講演でも
安易にムチをしないで教え諭すことが繰り返し強調されていました。
その組織の雰囲気の変化と、私自身が、自分を客観的に見て、ムチされないように行動すること、
また、親の意に沿わないことをして教え諭されていたときに、教え諭された感をかもし出すことができるようになったこと
が組み合わされ、ムチの回数は激減していきました。
しかし、妹と弟はまだムチされていました。
私が最後にムチをされたのは、新しい固定電話機の着信音確認ボタンを勝手に触ったことが原因でした。
小学6年生の夏のことでした。これをもって私に対する体罰としてのムチは終息しました。
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