組織の方針に対する違和感その2 ~残業を断れますか?~
「あなたは、上司から残業を頼まれました。上司は残業代をはずむから引き受けてくれと言っています。
残業代が入れば、以前から欲しかったものが買えます。しかし今日は、集会です。
あなたは集会を優先させますか?」
という感じの場面が出てきます。
この記事のおかげで、学生の頃は、仕事で集会に行けない人=金儲け主義で霊性が低いという印象がありました。
アメリカでは定時に帰るのが労働者の当然の権利として認められていて、残業をさせにくい文化なのでしょう。
日本語に訳すときは意訳して欲しいものです。きっとこうなるでしょう。
「あなたは、定時前に上司から仕事の指示をされました。上司は、毎晩21時まで残っています。
同僚も21時まで仕事をしています。あなたが帰れば、同僚にさらなる負担がかかることになります。
しかもサービス残業です。あなたは労働基準法に反する残業をきっぱりと断って
集会に行く権利を勝ち取りますか?」
これだったら、仕事で集会を休んでも、お気の毒にって言う印象を与えると思います。
前の会社では、こんな感じでした。
それに嫌気が指して、集会への出席を優先させるために公務員になりました。
ところが、公務員も、比較的ましですが、こんな感じです。
まだまだ日本は発展途上国です。
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