印象に残った聖句その17 ~清濁併せ呑む~
馬鹿正直という言葉があります。
エホバの証人は馬鹿正直に組織のルールを守っている感があります。
聖書を見ると、家令が、今で言う天下りのために便宜を図っている例があります。
ルカ16:4
そうだ,どうすればよいか分かったぞ。わたしが家令職から外されたとき,人々がわたしを自分の家に迎え入れてくれるようにするのだ』。5 それから彼は,主人の債務者をひとりひとり自分のもとに呼んでから,最初の者にこう言いました。『あなたはわたしの主人にどれくらい借りがあるのか』。6 彼は言いました,『オリーブ油百バトです』。[家令]は言いました,『あなたの契約書を受け取り,座って,早く五十と書きなさい』
なんと、違法に借金を半分にしちゃってます。
後にイエスはこの家令を賢いと肯定的に評価しているので、
決して馬鹿正直に生きる必要はなく、多少ルールを曲げてもいいということが判ります。
ま、日本風に言えば、清濁併せ呑む大胆さも必要ってことではないでしょうか。
最近のコメント